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水族館劇場 [芝居]

 タイトルは水族館劇場だが、3.11以降の芝居について。
 まあ、今日は日暮里まで行って水族館劇場観て来たわけで、そこから話は始まる。

■発見の会

 6年ぶりと言う事で期待で胸膨らませて観て来ました。
 ヨヨヨイヨヨヨイの銭形平次は面白かったし、全体的にも毎度の発見の会で面白かったが、最後に出てきた、プルトくんとかの三人組がかなりの違和感。ちょっと笑えない。というか、結構イヤ。ま、僕の個人的感傷ですよ、もちろん。でも生理的に相当だめだったな。そこは笑わすとこじゃない、ってんならやりようがあったはずだし、そうじゃないでしょ。笑えません。
 あ、なんか気に食わないこといきなりでたくさん言っちゃったけど、基本的にはちゃんと楽しめたのはうれしいです。
 新子さんの「おのこ」は絶品でした。これは内容とはまったく別に「存在」してるチカラだと思う。

■野戦の月

 寿町で観たのも懐かしかった、ちょっと旅っぽくて。
 のっけのシーンは、もちろん本物とは雲泥の差はあるが懐かしい陸中での祭りでの踊りだったんで、楽しく観た。でもまあ、現地じゃそうとう突っ込まれただろうなあ(と、あっても、突っ込みどころ満載で現地の人たちは楽しめたとは思う)。
 みんなずっと石巻とか現地でボランティアも行ってて、現地の惨状をみつつそこでホントウにできることをやってきたのは聞いてたし、んー、なんつうか、ボランティアってなに?って本質的なところも僕なんか知らないところで感じてきた人たちが、この芝居を立ち上げたんだ、って感じで、その迫力はよかったなあ。
 砂の中に落としたタネを探す話は泪が出る。

■水族館劇場

 今日観て来た。
 日暮里駅から徒歩数分のところの2Fの古本屋の上、3Fの写真スタヂオ。
 水族館劇場としては超狭い空間、蜂蜜劇場的には、おお、ダダの倍は客入れ可能、みたいな空間。
 んー。全般的にノスタルジックな感じは桃山さんの世界なのよね。でもそれでも結構強烈なイメージがあったし、なんせ水族館劇場としては昨今では超狭い空間なので、役者の顔も振舞いもセリフも近すぎて、客よりも役者が迷ったりしてた感じがした。
 あれ?いつもは上手な役者と思ったヒトがダメじゃんって感じとか、そうでもないヒトがすげーうまいじゃん、ってのがあった。
 まあこんな風な芝居なんだろうなあ、とはわかったが、うーん、きっとすごく大事なセリフとかが聞こえない。だからはっきりしない。明瞭にコトバを発しても「聞こえない」セリフってのがたくさん見えた。役者が噛み砕く時間がないのか、そこまでつっこんで稽古してないのかわからないが、せっかくの台本が…とちょっと残念。

★3.11以降の芝居ってんじゃないし、どくんごはまた別途。3.11以降と言えば僕ら「緻密劇場」です。まあ自己分析してソレを書いてもなんですよねえ。だれも見てないし聞いてないし(笑
 ま、それは内部会議で面白い話があれば書きます。
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