死体（いっつもやんけ）

 ハイチオールCが切れていたのが原因だろう（違うって）。
 朝から死体だ。そんなに呑んだかなあ。やっぱハイチオールCがなかったからだな（違う違う！）。

 やらねばならぬ仕事なんかぜんぜんできなくて、ぐったり。
 なにげにTVつけたら、NHK-BSで、「この人の世界」をまとめてやるという。瀬戸内寂聴だ。「源氏物語の男君たち」。
 ぼよよんと観ていたが結構おもしろくて、全部みてしまった。式部は書いていない、というとこを想像するとこが面白いね。
 全編、人形が出てくるのだが、これ誰のかなー。調べたらホリ・ヒロシ。うーん。いい。人形は怖い。
 ボケボケのまま夕方になってしまったが、もうこうなったら仕方がない。
 観るぞ、ベン・ハー。

ベン・ハー 特別版(2枚組)

• 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
• メディア: DVD

 むかーし観た覚えがあるんだが、もうガキの頃だったんで忘れてる。古いねー。1959年制作。生まれるまえじゃん。
 長いねー。3時間半。テンポ遅いねー。でもこれくらいのテンポが今の私にあってますよ。最近の映画は刺激ありすぎ。
 若いねー。チャールトン・ヘストン。そう、全米ライフル協会のヘストン。「ボーリング・フォー・コロンバイン」でマイケル・ムーアにインタビューされて切れてるヘストンでござい。
 一時間に及ぶメーキングが面白い。舞台化から始まって無声映画、そしてこれ。
 舞台であの4頭だての馬車の競馬をどう再現したか、って。あんたそりゃムリでしょ。いやいや。巨大な流れる背景ロールを使ってほんとに馬車を多いときは5つも舞台に出したそうな。映画化では一体どれだけのエキストラやスタントが死んでるのかわからんという有様。まさに命がけだったんすね。MGMは倒産しそうになるとベン・ハーを作って生き延びてきたらしい。

 22時からは、NHKスペシャル。「源氏物語千年・黒木瞳が黄金絵巻の謎に挑む。発見！異形の光源氏許されぬ恋」。
 なんかBSハイビジョンでは、大和和紀原作「あさきゆめみし」の舞台をやってたらしい。唐十郎脚本。一日中源氏物語嵐ではないか。んー。そうか。源氏物語が出て今年で千年なのね。文化の日だし。
 さて、〆はこれだ、もう観ちゃえ！

インランド・エンパイア 通常版

• 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
• メディア: DVD

 こ、これも長いっす…3時間。そんなにあったかなあ。
 これ、好きなんだよなー。ちっともわけわからんけど。なにやら精神分析医が解読してるサイトがあるけど、「主人公ニッキーが、統合失調症を発症する話」って、そのままベタじゃん。

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